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2011年 05月 05日
こういう記事がありました。批判されている記事は以前に一度見ていて、前半分くらいしか読んでいかったのですが、その場にいなければ真実かどうかわからない記述が多いものの、それほど論理的に破綻しているとは思えませんでした。改めて後半までざっと読んでみても、すこし神経質すぎるかなぁとおもわれるところもありますが、ほかのサイトに比べても特段、不安を煽っているだけという感じはしないですね。全面的にその通りだろうとは思いませんが、少なくとも現場にいた方にしかわからない雰囲気を伝えているようです。多少の誇張や思い込みはありそうで、平常時の発電所から海に流される放射性物質の記述などかなり誇張されていると思われる箇所も見受けられますが、一つの見方としては参考になる部分も多いように思います。
主張と反論という表の内容も、反論の方にも「建家内のほこりはすべて放射線計測装置で計測され」といった意味不明の記述もあり「汚染されている事を示すデータはない」という汚染を否定も肯定もしないレトリックとか、また、美浜事故については否定されている事も福島ではほぼすべて事実になってしまっているので、どっちもどっち、というより、個人のサイトを、「専門家」の言うがままに「不安を煽るだけ」と批判している大新聞の方が怖い、という感じがします。
by schlegel
| 2011-05-05 13:21
| 人工物
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Comments(6)
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遊星人
at 2011-05-06 20:49
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菅総理が浜岡原発の停止を要請しましたね、東西の大動脈を長期断絶にしてしまいかねない浜岡原発のリスクの大きさを考えない政治家は馬鹿だと思っていましたが、菅さんはそれぐらいの判断はできる人だったようで安心しました(笑)
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schlegel at 2011-05-06 23:56
いろいろ言われていますが、菅さんは原子力に関する危機感だけは本物だと信じています。前から現政権で緩やかに原子力依存を減らしてゆくのが一番現実的だろうと考えていたので、素直に喜ばしいですね。報道は読売と意外に毎日が辛いですが、サンケイはまだ大人しいです。産業に必要な電力の維持と、官僚の考えをどのていど変えてもらえるか今後の課題でしょうか。まだこんなこと言ってますから、
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050601000829.html 運転を止めたとしても炉やプールの冷却機能は維持しなければならないので、地震や津波に対する脆弱性が無くなる訳ではないので対策を緩めてはいけない事には注意してほしいですね。
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遊星人
at 2011-05-07 12:32
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小佐古氏の意味不明な辞任の理由はこれだったのですね、彼は浜岡原発を安全だと言って推進してきた人のようですから立場がない(笑)
報道も産業も行政も経済発展教信者ですからその枠外の世界が見えないのでしょうね、現実感が異常としか思えません。
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schlegel at 2011-05-07 13:59
小佐古さんについて調べ始めるといろいろアヤしすぎるのであまり追求しないことにしましたが、会見でも東大で原子力工学にいた民主党の議員が付いているようですね。NHKのサイトを見ても、たくさんの人が小佐古さんは本当に子供のためを思って辞めたと信じてるようなのが残念です。
経歴はどうあれ、あの文章だけで、科学者ではないとわかりそうなものですが、、平井さんの文章の方がよほど分かりやすいですね、 現状でいきなり全て停止しようとするのは、経済的にも物理的にも無理があると思いますし、浜岡停止については、火力転換に必要なコストを中部電力だけに押しつけようとしているとしたら、大きな間違いだと思います。産業への影響についても含めて、国策として適切な処置がなされることを望みます。 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110507/biz11050700390001-n1.htm が、サンケイはあいかわらず原子力による既得権益を得ている人たちの主張に沿った報道をしているようですね、、 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110507/plc11050701240003-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110507/plc11050703120007-n1.htm
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遊星人
at 2011-05-08 18:27
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斑目さんという人は正直な人ですね(笑)
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2011/05/index.html この中で応力腐食割れ(SCC)は原発が作られた後に見つかった現象だと言ってますがウソです、私が学生だった1960年代末の教科書にちゃんと書いてありました。 原子炉の冷却系の構造材はSUS304(=18-8ステンレス)のようなので冷却水に塩素など金属と結合しやすいイオンがあれば内部ストレスが強い部分に選択的に化合物を作り、そこを起点として亀裂が発生します。 これに関してだけならナトリウム冷却の方が安全ですが、温度が高くて重力も大きいですから熱交換管が撓むのは避けられないし、そこに強い振動が加わった場合を考えると私なら「無理」と判断します、内部欠陥の皆無な素材など考えられませんので、、、(笑) 私にはどの原発も信用できません、設計ミスもありますが材料欠陥や施工ミスも必ずあり、これらを検証するのは不可能に近いからです。 浜岡の東海地震に対する危険性については15年以上前から指摘され訴訟になっているのですから「いきなり」とは言えないと思います、対処する時間は充分にあったのですから。。。
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schlegel at 2011-05-10 00:24
正直というのは間違いないですね。偉くなるとみんなどこかで何かが外れるのでしょうね。腐食割れについてはおそらくどの程度いたみが早いのかまでは実際にやってみないとわからない部分もあるのでしょうね。アメリカでもワイヤーブラシでパイプ磨いてたらいきなり穴が開いたこともあったとかNYTにありました。
>私にはどの原発も信用できません、 ほんとですね、「原発革命」という新書を図書館で斜め読みしましたがフッ素-ベリリウム-トリウムの溶融塩って何が安全なのかよくわからない代物が救世主的に書いてあって、勝間氏も騙されてたやつだなぁと思ったりしました。 いきなり、って、オレは聞いてない、みたいな?(笑) 教えていただいたサイトにあった小出さんのラジオは非常に真面目でかなり信用できそうでいいですね、おなじ水棺懐疑派だし、ってあちらは専門家か(笑)僕がぐだぐだ言ってるような事はすでにだいぶ言われてますね。 http://hiroakikoide.wordpress.com/
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